きづきの森 【平成24年度第1回作業報告】

2月25日(土)、平成24年度きづきの森@愛媛の第1回作業が行われました[E:shine]植栽後、2年目の成長調査をして頂き、元の大きさからは、6.5倍にもなりぐーんと成長を見せています[E:bud]

今回の作業は、マツの成長調査、施肥、作業歩道づくりでした。

以下、ボランティアやろーぜ上田先生のご報告と写真です。

①施肥作業

稜線から下降する作業道に沿って植栽している抵抗性アカマツ、ヒラトツツジ、コブシなどに対し約1本当たり50グラム程度の施肥を行う。とくに土壌の浅いところに根茎があるヒラトツツジに対しては、丁寧に斜面上方に施肥した。このあたりの飼育は、上々と見受けられた。

②抵抗性アカマツの樹高測定

施肥区及び無施肥区ともに樹高の差はそれほどない。両区とも2年目で50センチ内外の成長が認められた。本年と来年の樹高成長に対し大きく期待したい。

③作業歩道

管理作業の効率化を図るため、作業道から下方に向け(下流の縦方向)その中央部分に「作業歩道」を1本つけました。秋頃までには更に横方向に2本開設し、効率的な管理やヤダケの除去差長が出来ると思います。

④その他観察事項

・記念木エドヒガンは、成長著しい。そのためなのか現在蕾がついていない。残念であるが、今年は淡いピンク色をした花は咲かないでしょう。来年に期待したい。

・昨年秋に植えたモミジ(約100センチの大苗植栽)は、活着し成長している。安心しました。大苗を植栽したので20~30%枯損するかもしれないと心配していました。秋の紅葉を期待したい。その他の樹種(ウバメガシ、コジイ、ヤマモモ、サクラ、コブシ等)及び木柵工に植栽したところも問題なく生育している。

今回、行ってくださったアカマツの成長調査の表をみると1本、1本の成長量が数字にみてわかります。20センチから多いものでは70センチを超えるものも[E:happy02]これもボランィア団体「やろーぜ」「えひめ学生森林ボランティア」「えひめ森林公園」方々が丹精こめて育て見守ってくださっているからです。感謝しております。

今後も、愛媛新聞社さんと当社とボランティア団体の方々と一緒にきづきの森を通じてつながり、成長していきたいです[E:sign03]

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