8月25日(土)、平成30年度きづきの森の夏の作業に参加してきました。今年の夏は7月初旬から真夏のような暑さ、、でしたね。7月末の西日本豪雨の影響が少なからずきづきの森にもありました。しかし、8月のこの時期に変わらず作業ができたことに感謝です。
今年もボランティアやろーぜの皆さま、愛媛新聞社の方々と弊社4名、計16名で大量の汗を流しながら作業に臨んできました。あまりお役にたてませんが、いつも温かく迎えてくださりありがとうございます。
以下上田先生のご報告です。
(1)管理作業の内容
作業の難易、効率性などを考慮し3班に分け実施した。
1班 当地は傾斜度30度以上の急傾斜地で降雨のたびに土壌表面の土が流出している森林であり、作業の困難な場所といえる。放置しておくと長雨の度に崩壊が発生しやすいところといえる。3年前愛媛県の依頼により抵抗性アカマツを30本植栽した。一部の枯損は見られるが約1メートル程度の成長がみられる。今後は10月頃施肥をして成長の促進を図りたい。(今回は作業条件が悪いので屈強な3人で対応した)
2班 平成28年3月5日特徴のある広葉樹5種を選び32本を植栽した。今回は下刈りやツルキリ等の作業を行うとともに枯損調査も実施した。
種類 植栽本数 枯損木 生存木
南高梅 5 1 4
クリノキ 10 0 10 *早くも果実あり
アンズ 5 2 3
カリン 7 0 5
イチョウ 7 2 5
枯損木には、下刈り作業中に刈り飛ばした苗木も含む。が、32本植えた中で27本、約84%の生存があったことは驚きました。特にくりのきとカリンは生長もよく今後が楽しみです。
3班 舗装していない車道ではあるが、比較的足場がよいので参加した女性の方々に作業をお願いした。7月上旬に作業をしたばかりにも関わらず、ヨモギやカヤ等が多数繁茂しており、しかも炎天下の中での作業本当にお疲れ様でした。
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