今年2010年4月、私たちのグループ会社であるシンガポール法人のKumiai Navigation (Pte)Ltdが設立15周年を迎えました。
その記念として、シンガポールの国立公園の一つであるPasir Ris (パシリス)Parkにマングローブを植樹いたしました。
その時の様子(過去記事参照)
http://www.kumisen-mirai.jp/blog/2010/05/post_e641.html
http://www.kumisen-mirai.jp/blog/2010/05/50_5a70.html
http://www.kumisen-mirai.jp/blog/2010/05/post_c562.html
http://www.kumisen-mirai.jp/blog/2010/05/garden_city_fun.html
現在、マングローブがどのように育っているかを確認いたしました。
マングローブの苗木を植えた際には1m~1.2mくらいだったものが、既に大人の背丈を超え、高さが倍に成長したものもあります。枯れてしまっている木はゼロです。
嬉しい成長をみました。
シンガポールは今から45年前の1965年8月9日にマレーシアから独立しました。初代首相リークアンユーは、スピーディーに都会化されるシンガポールを、青々と、緑に覆われた場所にするという展望を持っていました。
当時にしてはただの理想でしかありませんでした。
しかしながら、しっかりとした決意と明確な計画をベースにしたプロジェクトにより、注目に値する変化をシンガポールにもたらしました。
今日のシンガポールが、緑豊かで、きれいで、美しい”Garden City”として世界中で有名なのはこのようなバックグラウンドがあります。
40年前のシンガポールの様子(意外?にも、緑があまりありません)
現在のシンガポール(快適で、緑豊かな木陰が涼しい街)
わざわざ緑豊かなシンガポールに、新たな木を植えなくともいいのではないか?もう既に充分ではないかと思われるかもしれません。
1986年と2007年を比べた衛星写真(確実に緑の部分が増えています)
シンガポール政府が継続的に供給してきた木々は、環境を美しくするのを助け、木陰を提供し、その環境の温度上昇を抑制してきました。
木は天然物質です。
人と同じように年をとっていきます。
既存の樹木をケアをし、更に補充を続けていかなくてはなりません。
SingaporeのKumiai NavigationにおけるCSR活動は、くみあい船舶とパートナーとして進めていきます。
10月に就任したManaging Directorである黒柳智丸は、シンガポール建国と同じ年に生まれました。
彼のTop Messageにおいても、Kumiai Navigationは、持続可能な社会との共存共栄の考えに大いに賛同し、当社のみならずグループ全体で環境保全を始めとしたより大きな社会貢献が出来るよう努めて参る所存ですと謳っております。
今後とも、結びつきの深いシンガポールにおいても、CSR活動を続けてまいります。
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