温室効果ガス削減のための釜石版ブルーカーボンオフセットについて② / Blue carbon offsets of Kamaishi, Iwate, Japan version for GHG reduction②

くみあい船舶グループは、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、事務所で排出される温室効果ガスのオフセットを目的とした、岩手県釜石市の『釜石版ブルーカーボン・クレジット』を2024年2月に購入致しました。

くみあい船舶の東京事務所および、Kumiai Navigationのシンガポールと東京の両事務所での、2023年1月から12月までの1年間の電力消費によるCO2排出用に対する、ブルーカボンオフセットです。

岩手県釜石市では、3つの漁協がワカメや昆布の養殖を行っています。

海藻の養殖場は、CO2を吸収して酸素を放出して、地球温暖化対策に有効です。

それと同時に、魚が産卵するのに適した環境を提供してくれます。

海藻の茂みが流れを和らげたり、稚魚が敵から隠れる場所になったりするため、生態系の保護にも貢献します。

また、稚魚の餌となるプランクトンが豊富に生息するため、多様な魚の住処となり、海の生態系を支える重要な役割を果たします。

更に、海藻の養殖は水に浄化にも寄与します。

釜石市の報告によれば、2023年度の養殖ワカメ・コンブから生じたブルーカーボンは、39.2トンでした。

くみあい船舶グループがオフセットしたのは、11.4トンです。

釜石市でのブルーカーン創出量の約1/3を、Kumiai Navigationがオフセット致しました。

この度、釜石市産業振興部水産農林課、かまいしDMCのご協力のもと、漁師の前川さんの昆布漁に同行させて頂きました。
とても貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございます。

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