ブルースシンガーの大木トオル氏による『セラピードッグ講演会』を拝聴いたしました。
大木トオル氏は、殺処分の直前の捨て犬を救出し、人への恐怖を取り除き、人間の心身を癒やすセラピードッグになれるよう約2年半かけて教育し、高齢者や障害者に対して心身のケアに従事し、セラピードッグ活動の現役を引退した犬たちの、最期を看取るまでの活動をされています。
くみあいグループでは、大木氏が代表を務める一般財団法人国際セラピードッグ協会を支援しております。
毎年12月に、大木トオル氏によるセラピードッグ勉強会が開催されておりますが、昨年はコロナの影響により中止になっていました。
この度、コロナ禍のペットブームの裏で起こっている飼育放棄の深刻さや、それによって捨て犬たちが辿らなければならない、正視できないできない悲惨な現実を知りました。
また、東日本大震災の後、福島で保護された被爆した犬たちが除染され、徐々に健康を取り戻し、更に立派なセレピードッグたちに成長していく姿がスクリーンに映しだされた後、本人(?)本犬もたちも登場し、実際彼らに癒やされた方ご本人たちが講演会場にいらしていて、お元気に手を振られるので、犬たちにも癒やされてお元気にしている方々にも、会場から惜しみない拍手が贈られました。
それにしても、今まで色々なセラピードッグたちに会わせて頂く機会があり感じるのは、どの犬も、保護されたときとは別人?別犬?のようです。顔つきも佇まいも凜とした品格があり、それでいて、全身からそこはかとない慈愛が醸し出されているのです。
最後に、コロナ禍で救出された秋田犬の、ルーシーちゃんも登場しました。
昨年8月からトレーニングを始めたとのことで、プログレス段階にいるルーシーちゃんです。トレーナーさんの指示そっちのけで、大木氏に体当たりのハグやキスで、全身全霊の愛情表現しているところが微笑ましかったです。
ルーシーちゃんのトレーニングを応援しております!
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