“Chauncy Maple(中央アフリカ・マラウイ湖のクリニック船)”への寄付

この度わたしたちは、 “Chauncy Maple”Projectへ寄付をさせて頂きました。

“Chauncy Maple”プロジェクトとは:

中央アフリカのマラウイという国をご存知でしょうか?

とても静かで平和な国ですが、世界中で最も貧困な国を10カ国挙げたうちの1つに入り、マラリア、HIVエイズと結核の率が高い国でもあります。マラウイの健康寿命は35歳です。ちなみに、日本の健康寿命は男性で72.3歳、女性で77.7歳(2004年データ)です。

マラウイの国土の5分の1はマラウイ湖です。湖岸の大部分には、道がなく、およそ400万人の湖周辺の住民には、公共医療への道がありません。医療が必要な際は、多くの人々はカヌーを利用します。カヌーでの移動は、危険な流域を通過しなくてはならなかったり、嵐の心配もあり、それとともにワニとの遭遇など、危険が伴っています。

Chauncy Maple号が移動クリニックとして活動することによって、マラウイ湖畔の住民が受けられる医療とは、一般的な病気の治療、出産の世話、簡単な外科手術、歯科治療、赤ちゃんへの予防接種に加え、衛生管理についてや家族計画に関する教育です。

1898年にグラスゴーで建造された、フアフリカで最も古い船であるChauncy Maple号は現在マラウイ湖上に停泊しています。彼女を、基本的な医療を保有している移動クリニックへと刷新するプロジェクトが、”Chauncy Maple”プロジェクトなのです。

船舶を保有する私たちが、船の関係での社会貢献を考えていたところに、このプロジェクトの話を聞き、賛同いたしました。

多大な協力をして下さったUK P&Iクラブのみなさま、ありがとうございます。

追記: Thomas Miller社のウェブサイトに、わたしたちの社名が掲載されました。 http://www.thomasmiller.com/about-thomas-miller/125-years-chauncy-maples/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次